血圧脈波検査 上下肢血圧比
専用の装置を用い4か所の血圧(左右の上腕部と左右の足首)を同時に測定する検査となります。
この検査により、主に2つのことがわかります。
1.血管の硬さ(血管年齢)
脈波伝播速度を測定することで推測します。
2.血管の詰まり具合
足の血管が狭窄していると足の血圧が相対的に低くなります
検査が推奨される疾患
閉塞性動脈硬化症
動脈硬化症全般(高血圧、糖尿病、心臓血管病など)
無症状の高血圧、糖尿病、脂質異常症をコントロールする理由は、動脈硬化(血管の老化)を抑制し、血管病を予防することにあります。現状の動脈硬化の程度は当検査の結果を参考とし診療に役立てます。