様々な指標がありますが、ひとまずの目安は収縮期血圧140mmHg以上を高血圧と考えてください。
循環器専門医の特性を生かしその人にあった最適な血圧管理を行います。
目的は動脈硬化の抑制(血管老化の抑制)です。
適宜、血管年齢を測定します。
他に合併症のない本態性高血圧症の方はもちろん、心臓の機能の落ちた方、不整脈も同時に治療の必要な方、腎臓の機能が落ちた方などは、高血圧のコントロールと一口にいっても様々な微細な調整が必要となります。一日のうちで変動が激しい人もいれば、季節や、体調や精神状態の変化、ストレスの有無、様々な要因で血圧は変わります。一見、血圧管理は単純そうに思えますが、その人その人に合ったオーダーメイドの治療が本来は必要であり、それを提供できるよう心がけます。
当院では、血圧計だけでも環境に応じて使いわける方がよいため何種類も用意しております。診察室では血圧があがってしまう方も多いため、上図は待合いで測定できるものです。専用のため精度も高いものになります。
その他、診察室用大型アネロイド式手動血圧計(医師測定用) や 場所を選ばず簡易に測定できるエレマーノ(看護師測定用)というものも用意しています。
人によっては血圧を上げるホルモンが過剰に出ているなどの病気(2次性高血圧といいます。)が隠れていることもあり、適宜調べていきます。