閉塞性動脈硬化症

足の血管血管イラスト


閉塞性動脈硬化症は四肢の主幹動脈に粥状硬化が生じ、内腔が狭窄ないし閉塞するために、末梢組織の虚血症状を呈する疾患です。その名の通り、動脈硬化症です。
主に足の血管に生じ、間欠性跛行と呼ばれる症状が出現することがあります。間欠性跛行とは運動時に疼痛が生じ歩けなくなりますが、休息によって回復するため、歩いては休み、休んでは歩く動作のことをいいます。

閉塞性動脈硬化症の治療


検査として、血圧脈波検査が有用です。閉塞性動脈硬化症の場合、下肢の血圧が上肢に比較して低くなっているため、足の血管の狭窄の存在を推測することが可能です。

治療は薬物療法、運動療法の他、血管内治療や外科的なバイパス術があります。