スパイロメーター
息切れする、呼吸が苦しい、咳が出る、痰が出るなど、肺の病気が考えられる時に行ないます。肺活量、%肺活量、努力性肺活量、1秒量、1秒率、1回換気量、残気量などを調べます。肺の病気の診断、重症度などを調べるのに役立ち、治療効果の測定にも使います。COPDや気管支喘息の診断にも重要な検査です。
鼻をノーズクリップで止め、呼吸管を接続したマウスピースを口にくわえ、静かな呼吸を数回繰り返した後、一度大きく息を吐き(最大呼気)、次に大きく息を吸い(最大吸気)、さらに大きく息を吐きます(肺活量)。これを2~3回繰り返します。